[天翔艦隊へ]


Download

進め機関車

作詞・作曲:不詳

著作権:無登録

一、
今日も出てゆく機関車(くるま)の中で
生きている身に物言うごとく
弾は浴びても行くとこまでは
行って呉れよと石炭焚けば
もれる煙が
もれる煙が眼にしみる

二、
便り来たぞと列車を止めて
駅に勤務の戦友呼べば
多謝(トーシャ)多謝と駆け寄りながら
早く渡せと手を差し上げる
便りゃ何処から
便りゃ何処から来たのやら

三、
小勢と侮(あなど)る夜中の敵に
なんで渡さりょ吾らが駅を
傷手(いたで)負いつつ受話器を取って
味方来たぞと励まし合えど
弾丸(たま)は無くなる
弾丸は無くなる夜は長い

四、
闇は深いし鉄路は遠い
山峡(やま)の小駅の危急を聞いて
風を分けゆく装甲列車
友よ来たぞと銃取り上げりゃ
来たか来たかと
来たか来たかと弾丸(たま)の中

五、
弾丸(たま)と糧食(かて)とを届ける身には
挑む奴輩(やつばら)*1小癪(こしゃく)じゃあれど
今に見ていろ*2相手にならず
じっとこらえて歯を喰いしめて
行こう機関車(くるま)よ
行こう機関車(くるま)よ前線へ

成立年不詳

*1……「阻む奴輩(やつら)」とするものもある。
*2……「今に見てろと」とするものもある。

 ……工兵の一つ、鉄道隊でよく歌われていた。あまり知られていない鉄道隊の任務を歌ったもので、その内容をよく表している。


曲目に戻る

タイトルに戻る