[天翔艦隊へ]


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第二十七師団の歌

作詞・作曲:不詳

著作権:無登録


前奏あり


前奏なし

(前奏4小節)

一、
北支の天地 京津(けいしん)の
山河に刻む 四十年
駐屯軍の 名は薫る
勇士幾千 紅(くれない)の
血に彩りし 伝統と
矜持(きんじ)を受けて生まれたる
わが兵団 わが兵団
わが兵団は 天下の精鋭

二、
武漢の戦(いくさ) 酣(たけなわ)に
大嶺山の 朝霞
元山光の 夜の雨
山獄地帯を 突破して
疾風のごとく 若漢に
江南の敵を 分断す
わが兵団 わが兵団
わが兵団は 天下の精鋭

三、
鎧袖(がいしゅう)一度(ひとたび) 触るるとき
敵陣たちまち雪崩(くず)れたり
懸軍(けんぐん)長駆 二百余里
奥漢線を 遮断して
陸水河畔 秋風に
みよ翻(ひるがえ)る 日章旗(ひのみはた)
わが兵団 わが兵団
わが兵団は 天下の精鋭

四、
今発祥の 地に立ちて
渤海の波 岸を打つ
華北警備に 血と鉄の
威力を馳せて 新しき
秩序を築き 極東の
黎明の鐘 打たんかな
わが兵団 わが兵団
わが兵団は 天下の精鋭

成立年不詳


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