作詞:与謝野 鉄幹
作曲:辻 順治 著作権:消滅(詞・曲)
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一、
二、
三、
四、
五、
六、
七、
八、
九、
十、
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大阪毎日・東京日日新聞募集当選歌
昭和七年五月 ポリドール3601 陸軍戸山学校軍楽隊唄 |
……毎日、報知、朝日の3新聞社がそれぞれ三勇士を讃える歌を発表したが、この曲がもっともヒットした。
毎日が歌詞を懸賞募集したところ与謝野鉄幹が応募してきたため、選者の北原白秋(一時期鉄幹の下で活動していた)が困り果てて一等当選にした、という逸話もある。三番の歌詞に問題があるとして軍部から指摘があり、後に作詞者自身の手で改訂されている(例えば当初、三番一節は「答えて『はい』と工兵の」) 歌の元となった出来事は昭和7年2月に上海の廟行鎮で発生した戦闘であるが、事実とされるいくつかの証言はいずれも歌の内容と異なる。これが美談として取り上げられたため、「爆弾三勇士」が生まれた。 |