[天翔艦隊へ]


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ハンダガヤ小唄

作詞:歩兵第二十七連隊
作曲:不詳(歩兵第二十七連隊?)

著作権:無信託(詞)

一、
西はノモンハン砂丘は続く
続く砂丘に木はあれど
赤いはまなす故郷(さと)しのばせて
ここは淋しいハンダガヤ

二、
南(みんなみ)の空駒(こま)の背・尾根
光る白樺(しらかば)山の肌
胸(むな)つき八丁一気に上(のぼ)りゃ
ハルハは目の下ブロン山

三、
見ゆる彼方は外蒙の山
うねるハルハの岸見れば
過ぎし戦(いくさ)に眠りし友の
思い出されて目はうるむ

四、
続く壕堀り何時(いつ)果てるやら
油断ならないソヴィエット
不思議に拾った命であれば
何の冬営(とうえい)つらかろう

昭和十四年


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