[天翔艦隊へ]
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二、 便り来たぞと列車を止めて 駅に勤務の戦友呼べば 多謝(トーシャ)多謝と駆け寄りながら 早く渡せと手を差し上げる 便りゃ何処から 便りゃ何処から来たのやら
三、 小勢と侮(あなど)る夜中の敵に なんで渡さりょ吾らが駅を 傷手(いたで)負いつつ受話器を取って 味方来たぞと励まし合えど 弾丸(たま)は無くなる 弾丸は無くなる夜は長い
四、 闇は深いし鉄路は遠い 山峡(やま)の小駅の危急を聞いて 風を分けゆく装甲列車 友よ来たぞと銃取り上げりゃ 来たか来たかと 来たか来たかと弾丸(たま)の中
五、 弾丸(たま)と糧食(かて)とを届ける身には 挑む奴輩(やつばら)*1小癪(こしゃく)じゃあれど 今に見ていろ*2相手にならず じっとこらえて歯を喰いしめて 行こう機関車(くるま)よ 行こう機関車(くるま)よ前線へ
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