(前奏4小節)
一、
捨てて甲斐あるわが命
君の御為国の為
若いこの身を捧げんと
集(つど)い来れるわが身なり
我等は特幹候補生
二、
捨てて惜しまぬわが命
船舶兵と選ばれて
うなるエンジン白い波
水漬く屍と身を捧ぐ
我等は特幹候補生
三、
座金に星の襟章に
昭和の道有(みちあり)我なりと
小さい誇りを輝かし
紫匂う海を行く
我等は特幹候補生
四、
大発波蹴る上陸戦
量弾舟やる輸送戦
雷撃爆撃なんのその
八幡の旗に護らるる
我等は特幹候補生
五、
時しも来れ我が命
身もて砕かん敵の舷
戦艦空母なんのその
散りて甲斐ある若桜
我等は特幹候補生
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