一、
進め矢玉の雨の中
飛び込め剣(つるぎ)の霜の上
我が日の本(もと)の国の名を
世界に揚ぐるは今日なるぞ
血をもて色どれ日の御旗
骨もて堅めよ国の基(もと)
必死を究(きわ)めし兵士(つわもの)の
背にこそ凱歌は負(お)わるなれ
背にこそ凱歌は負わるなれ
飛び込め剣(つるぎ)の霜の上
進め矢玉の雨の中
二、
来たり接(まじ)えよ短兵戦
日本男子(やまとおのこ)の手を見せん
来たり味わえ日本刀(にっぽんとう)
水も溜まらぬ様見せん
是ぞ義勇に育ちたる
国のいくさの土産物(みやげもの)
徳の春風暖かに
威の秋の霜 肌寒く
我が日の本の名と誉
あまねく世界に輝やかせ
広く世界に輝やかせ
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