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車歴
'04
10/
2:購入契約
 16:納車,8,575km
 24:9,000km走行
11/
 13:前後タイヤ交換(ミシュランM35->M45)
 28:10,000km走行

'05
2〜3/
 整備(タンク洗浄,キャブ清掃etc)
4/
 3:エンジンオイル交換
 16:11,000km走行
5/
 29:12,000km走行
6〜7/
 整備(エキパイ・マフラー交換,ライト交換,リアサス交換,ブレーキオーバーホールetc)
 --:ニードルクリップ1段下げ
 --:後輪パンク(チューブ交換)
8/
 7:13,000km走行
 11:14,000km走行
 (10〜15:北海道ツーリング)
9/
 3:エンジンオイル交換,オイルフィルター交換,デフオイル交換
 4:15,000km走行
 18:バルブクリアランス調整
 --:ポイント交換
10/
 1:16,000km走行
11/
 13:17,000km走行
 --:バッテリー交換,エンジンオイル交換
12/
 整備:キャブレターオーバーホール,クラッチワイヤー交換,スロットルワイヤー交換

'06
1/
 8:18,000km走行
3/
 5:19,000km走行,後輪パンク(タイヤ・チューブ交換,M45->同),MJ#108→107,IJ#40→38
4/
 1:エアクリーナー交換,バルブクリアランス調整,点火タイミング調整,MJ#107→112
 9:20,000km走行
 16:エンジンオイル交換,ミッションオイル交換,デフオイル交換
5/
 28:21,000km走行
 --:センタースタンド破損->交換
 --:ドライブシャフトジョイント破損
8/
 10:ドライブシャフトジョイント交換,デフオイル交換
 (11〜18:北海道ツーリング)
 --:22,000km走行
 --:23,000km走行
 --:後輪ディスク固定ボルト折損
 26:前輪タイヤ交換(M45->同)
9/
 9:後輪ディスク固定ボルト交換,後輪ベアリング交換
 30:バルブクリアランス調整,点火タイミング調整
10/
 14:24,000km走行
11/
 4:後輪デフベアリング破損,スイングアームジョイントカバー破損
 24:後輪デフ交換,エンジンオイル交換,オイルフィルター交換,デフオイル交換
12/
 10:25,000km走行,IJ#38→35

'07
1/
 --:チョークピストン交換,IJ#35→38
2/
 3:フロントマスター交換,ブレーキフルード交換,スイングアームジョイントカバー交換
 25:バルブクリアランス調整,点火タイミング調整
4/
 1:後輪デフオイル漏れ発生
 21:後輪デフオイルシール交換,エンジンオイル交換,オイルフィルター交換
5/
 3:26,000km走行
 (3〜4:岡山・粟倉温泉ツーリング)
8/
 2:27,000km走行
9/
 --:28,000km走行
 --:29,000km走行
 --:30,000km走行
 (18〜10/4:北海道ツーリング)
10/
 --:後輪デフオイル漏れ発生
 --:後輪デフオイルシール交換,後輪タイヤ交換(M45->ブリジストンACCOLADE)

'08
3/
 18:クラッチプッシャープレート交換,クランクオイルシール交換,ミッションオイルシール交換,エンジンオイル交換,ミッションオイル交換
4/
 26:31,000km走行
5/
 3:32,000km走行
 (5/1〜3:香川・小豆島ツーリング)
7/
 24:ハンドル左右スイッチボックス更新,バルブクリアランス調整,点火タイミング調整



簡単な解説 ―あるいはしょうもない薀蓄と感想―

 '79(私の生まれた年だ)のミラノショーで発表された、空冷350cc縦置90度VツインOHVシャフトドライブ。ショートストロークのエンジンは、4,000rpm以上でその本領が発揮される。燃費はおよそ20km/L、ハイオク仕様。リザーブ込みで16Lだから、1回の給油で航続距離は300km余になる。
 エキパイはミッションケース下でH型に結合されており、サイレンサは静かながらもいい音がする。特に3,000〜5,000rpmで加速していく時の音は最高。

 発進加速の際のリアアップは、シャフトドライブ特有の現象。エンジンは乗車して正面を向いた状態で反時計回りに回転するので、フライホイールの慣性により加速時は左には倒れやすく起き上がりにくい(右は逆)現象が起こる。コーナーリング時はスロットルオフだからほとんど関係ないが、加速しながら左に振ろうとするとびっくりするくらい曲がらない。
 ギアチェンジの際にはミッションから「ガゴン」という重々しい音が聞こえてくる。クラッチは重い。
 ブレーキペダルは前後連動式のインテグラルタイプ。後と左前が連動していて、ブレーキレバーは右前だけを操作する。

 '79の発売当時、日本ではセパレートハンドルもカウルも禁止だった。ちょうど”刀狩り”が行われていた頃でもある。ちなみにカウル解禁は'82、セパハンはいつだったかな? Imolaは時代の最先端を行くバイクであったわけだ。
 もっとも、とんでもなく高価なバイクでもあった。大学生の初任給が12〜3万の頃に車両本体価格103万、当時(からあった)SR400が31万円という時代である。

 しかし、サイドカバーがはめ込み式でゴムパッキンだけでくっついていたり、センタースタンドが自力で上がらなかったり、サイドスタンドがロックできない上に両側にバネが効いていて荷重を掛けていないと跳ね上がるオートリターン仕様だったり、サイレンサーの高さが左右で違ったりと、いろいろイタリアーンなバイクである。

 購入時からの破損箇所は、転倒によると思われる右ウィンカーとサイレンサー。後者のダメージは結構大きい。サイドカバーもクラックが入っている。ランプシェードも取り付け部がもげていて、タイラップで止めてある。
 他にサイドスタンドとセンタースタンドのラバーストッパー欠品。左のサイレンサーはどうも本来右のを無理付けしてあるっぽい。ぼちぼち補修していくか。。。

 Imolaの由来はイタリア国内のサーキットの名前から。もっと分かりやすく言うと、アイルトン・セナが事故死した場所。
 。。。そうか、もう10年も前のことなんだなぁ。

 兄弟車に翌年発売されたMonzaがある。こちらもサーキットの名前から。
 Imolaと違うパーツはエンジン腰上とキャブ、フロントフォークとリアサスくらいのようだ。490.29ccで48hp/7,600rpmを発揮するが、価格はちょうど5万円しか違わない。

('04 Oct.)


 Imolaが我が手元にやってきて、1年が過ぎた。オドメーターは17,000kmに達しようとしており、前オーナー2名の20年分をこの1年で走りきってしまったことになる。
 不具合箇所を直し、不安箇所に手を入れ、最近になってようやく安心して走れる車体に仕上がってきた。多分、今が一番楽しい時なのだろう。

 私の手元に来るまで20年かかったのだから、私の手元に20年あったとしてもおかしくはあるまい。とりあえず、次の1年もImolaとの付き合いを楽しんでいこうと思う。

('05 Oct.)


 ついに初めての車検を迎えた。私の所有になってからの走行距離も15,000kmを越え、そろそろ故障も出てきたようだ。

 購入当初は国産400ccの新車を買うより大分安くついたけれど、維持費を除いた交換部品を加えると、そろそろその額を上回ろうとしている。まだ当分乗り続けるつもりであるが、クリティカルな部分の破損が起こらないよう願うばかりである。

('06 Oct.)



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