[back...]



レポ。

富士山 with W650

5/2 曇時々晴

 富士市内のビジネスホテル(とは名ばかりの民宿)で目が覚めたのは、午前6時に少し前。目覚ましをセットした30分以上前に起きてしまいました。
 窓を開けると、曇ってはいましたが富士山の姿が。晴れるといいな。

 ゆっくりと着替えて荷造りを済ませ、富士ICに向かいます。しかし、よくよくマップルを眺めてみると、富士ICは西富士有料道路に接続していて、これに乗らないと行けません。
 すれ違っても困るしな。。。

 ま、なんとかなるか(笑

 ということで、近くのセブンイレブンでアインさんにメールを入れ、缶コーヒーとサンドイッチの朝食をとりつつ待機します。
 集合時間の7時30分を少し回って、アインさんから連絡が。吉野家にいるそうです。ん? そういえばここに来る時にオレンジ色の看板を見た記憶が。歩道に出て手を振ると、振り返してくる人影。めでたく合流できました。

 西富士道路に入り、asakoさんと合流して先導してもらいます。R139に入り、北へ向かって高度を上げるにつれて空を雲が覆っていきます。ちょっと肌寒いくらいです。
 どこに行くのか大量の車が渋滞をつくっていて、これに巻き込まれつつもちやを目指します。

 ドライブインもちやに入ったものの、辺りにそれらしき集団は見つかりません。そのうちミーティングに飛び入り参加という女性のW650が1台やってきましたが、時間になっても姿は見えず。

 電話で連絡がついて、北側のキャンプ場にいるとのこと。慌ててそちらに移動します。


もちや集合


 ここでW650オーナーズクラブの皆さんと初顔合わせ。リーダーはBRAVOさん。飛び入りですが、今日1日よろしくお願いします。
 一人一人自己紹介を頂きますが、名前が覚えきれね〜(悲鳴)

 ええと、W650が1、2、3、、、たくさん(笑 これにエストレヤ3台が加わってパラグライダー場を目指します。バーチカルツインとシングルの排気音を轟かせながら、ウン十台のバイクが朝の住宅地を抜け、峠道を登ります。


パラグライダー場にて


 到着はしたものの、残念ながら富士山は雲に姿を隠したままでした。

 ふと頭上を見上げると、大空を舞うハンググライダ-が。灰色の空の中、カラフルな翼がくるくると旋回しています。山のさらに上の方には、ハンググライダーが飛び立っていく場所がありました。


飛んでます飛んでます


 しばらくすると、バンが2台やってきて、パラグライダーを荷台から下ろし始めました。インストラクターと体験飛行をする方もいるようで、飛び立つのを見守ることにします。

 用意をしているおじさんに話を聞いたところ、装備一式70万、パラシュートだけで30万だとか。はぇ〜。
 準備が整い、1人、また1人と風を捉えて飛び立って行きます。ここから↓(怖 高度300mとか言ってたかな?


高っ


 「ここからエストで飛び出します?」「ホントにお星様になってしまいますよ」

 つづいて白糸の滝に移動。同じバイクがこれだけの台数集まって一緒に走るのは楽しいですね。ちょっと違うのもこっそり混じってたりするんですが(笑

 ところで、なんで私が2番目を走ってたりするんでしょうか<移動中


見えます?


 白糸の滝の観光を終えて駐車場に戻ると、一瞬雲が上がって富士山が見えました。おおっ、富士山だ<あたりまえです

 なお、ここでの記念撮影の時、私が持っていた三脚が初めて人様のお役に立てたことを付記しておきます(笑

 さて、これからいよいよ富士山に登ることに。県道72号から180号こと富士山スカイラインへ。やっぱり私がBRAVOさんの後ろで2番手を走ってます。いーのか、オイ。
 木立の間から時折のぞく富士山を眺めつつ、その中腹を目指して隊列は進みます。

 先頭を走るBRAVOさんは豪快に飛ばします。途中まではなんとかついていきましたが、登りがきつくなるとそれにも限界が。その大きさに似合わず軽々と先行車を追い越していくW6に、我がエストはすでに4速6,500回転。これ以上加速できません。
 やや平坦な場所で一度5速に入れ、スピードが乗ったところで4速に落として追い越しをかけます。スロットル全開、この時タコメーターは7,500回転。自己最高記録。

 ちなみに後続はほとんどついてきていませんでした。後で感心されましたが(「250でよく走ってたなぁ」)。


まだ桜


 人がいなくなった料金所に一旦集合し、隊列を整えます。ここはもともと有料道路だったのですが、現在は無料化されています。五合目目指して再びGO。


新五合目へ


 ヘアピンカーブの連続をクリアするごとに、高度はどんどん上がっていきます。ふと辺りが明るくなったと思うと、雲の上に出ました。空は青く、見渡す限りの雲海。来てよかった。


五合目を目指すW650


 新五合目PAにバイクを停め、休憩所の屋上から富士山を眺めます。誰かがぼそっとつぶやきましたが、私も同感です。「富士山は遠くから見た方がきれいだなあ」


おお。。。お?


 記念撮影の後、富士山を下ります。今度はアインさんの後ろについて走りました。ああ、同じバイクというだけでなんか安心(笑
 先ほどの料金所に再び集合。何人かの方はここでお別れ。隊列を整えなおし、少し離れた新稲子川の温泉ユー・トリオに向かいます。

 温泉に向かう道、季節はちょうど田植えの時期で、ほとんどの田圃に水が張られていました。水の色が茶褐色なのははじめて見ました。火山灰性の土なんでしょうね。
 ちなみに、私はまたしても2番目を走っています。

 R469を西に向かいますが、いまいち道がよく分かりません<私 隊列を止めたBRAVOさんに相談されますが、何のお役にも立てず申し訳ないばかり。通りがかった対向車に私が走って道を尋ねたりしつつ、結局峠を一つ越えてしまいました。何とか到着。

 ここでお食事とお風呂になります。食堂にはなんと弊社の椅子がっ(謎

 しかしちょっとしたハプニングが。なんとシャワーとカランのお湯が出ないとのこと。ま、仕方ないかと入ってみれば、確かにちょろちょろとしか出ませんでした。
 湯船でゆったりしつつ、W6オーナーズクラブの方々とお話します。



 出発の時間ですが、ここでW6本隊とはお別れとなりました。一部の方は続けてキャンプをされるそうです。途中参加やお別れしていく方もあって、私は結局何台いたのか最後まで把握できませんでしたが(笑、楽しい1日を過ごさせて頂きました。BRAVOさんをはじめ、W650オーナーズクラブの方々、本当にありがとうございました。

 エスト3台に加え、関西のくりねさんのW650と計4台でR52を南下することになりました。くりねさんは今日中に家に戻って引き続き明日から(!)関西のW6キャンプミーティングに参加されるとか。
 先頭はなぜか私です。どうもへっぽこで申し訳ないです。とほほ。

 R1に出る頃には、あたりは既に薄暗くなっていました。何の考えもなくバイパスに乗ってしまいましたが、かなり混むらしいのでasakoさんに前に出てもらいます。
 高速に乗るアインさんとくりねさんはガソリンスタンドに入って、左手を上げつつバックミラーの中でお別れ。

 問題はこの時点でまだ宿の決まっていない私ですが(笑、東静岡の駅で宿を探すことにして、駅前でasakoさんとお別れします。
 タクシー乗り場の電話ボックスでビジネスホテルを捜し、展望浴場があるとうたっているところに予約を取りました。右折禁止に迷いつつ、ホテルにたどり着いてほっと一息。

 いつもなら辺りをうろちょろするのですが、今日は出歩く元気も無いので晩ご飯はコンビニ弁当で済ませてしまいました。テレビはどのチャンネルをつけても明日は雨の予報ですが、さていかに。

(ツーリング続)



へいじさんのW650。
今回初の走行写真に挑戦。シャッター押せたのはこの一枚だけ。



[back...]