横廠式ロ号甲型水上偵察機(後期生産型)
要目
(データは後期生産型)
概要
横廠では直ちに大正7年に4機を製作し、11月には「ロ号甲型」と呼称され初期型にはサルムソン140馬力、後期型(大正8年以降)には三菱ヒ式200〜220馬力を装備し、大正13年までに愛知、中島などで218機という当時としては驚異的な生産を行った(うち後期型は186機)。 大正8年4月には長距離改造型が佐世保−追浜間約1300qを11時間35分で翔破する記録を樹立したほか、民間に払い下げられた機体も昭和3年頃まで郵便輸送などに使用され好成績を収めた。 |