◆各画面と操作方法(攻撃)◆
Sボートの魚雷攻撃は、基本的にUZO(Uboot Zieloptik, Sボートなので"SZO"が正解かもしれません)での攻撃になります。
魚雷方位盤 "UZO" (ショートカットキー:"U")
※クリックで原寸(別窓)
艦橋(ショートカットキー:F4)でUZOを選択するか、ショートカットキー:"U"で直接UZO画面に移動します。
※クリックで原寸(別窓)
基本的に目標までの距離測定、的速測定などはできません。Realism設定で"Manual targeting system"のチェックを外している場合は、目標をセンターに入れてロックすると自動的に諸元が入力されます。
手動で雷撃を行う場合は、距離はUZOのミル目盛、的速は勘で調定するしかありません。
なお、UZOの倍率は固定で、Tabキー、又はマウスホイールでの拡大は出来ません。マウスでの左右回転がやや過敏になっているので注意してください。
(1) "Angriffsscheibe (Attack Disc)"
※クリックで原寸(別窓)
紫色のランプの右側にあるスイッチをクリックすると、UZOとBearing(照準角)の連動が解除され、格納されていたスイッチが現れます。
※クリックで原寸(別窓)
これをクリックすると、"Angriffsscheibe(襲撃盤)"が現れます。
本来、この襲撃盤は表と裏からなり、会合針路や魚雷発射諸元を算出するための計算尺ですが、SボートMODの襲撃盤は簡易版になっています。
使用方法は特に解説されていませんが、以下のような使い方を提案してみます。
(1) 赤矢印が自針指示器(Angr. Kurs, Attack Course)です。自艦の針路に応じて回転する一番外側の白目盛−茶色の円環(緑点線の外側)にある、白三角(黄矢印の場所)に指示器を合わせます(310°)。青点線より外側でマウスをクリック(又はドラッグ)することによって、指示器を動かすことが出来ます。
指示器の両先端にある黒三角が、自艦の進行方向を表しています。
(2) 次に桃矢印の的針指示器を設定します。目標の針路を目視で判断し、青点線より内側でマウスをクリック(又はドラッグ)することによって、指示器を動かすことが出来ます。
(3)青点線のすぐ外側にある白円環の目盛で、自針路に相当する角度(310°)と一致した数値が交角(自針と的針の交わる角度)になります(橙矢印の場所)。
(4)画面右側の魚雷方位盤に戻り、Bearing(照準角)が0°の状態でAOB(方位角)に交角を入力します。AOBはBearingに連動するので、Bearingを操作して発射方位を決定し、UZOの方位と発射方位が一致した時に発射ボタンを押します。
※これは襲撃盤の本来の使用方法と異なります。ちなみに、自針指示器の"Vorh.Bug/Heck"表示は、それぞれ艦首/艦尾発射管を用いる時に使います(このMODでは使用しません)。
"Angriffsscheibe"のより詳しい使用方法を知りたい方は、Subsimのフォーラムを参照してください。
http://www.subsim.com/radioroom/showthread.php?p=719271#post719271
マニュアルのダウンロードはこちら(英文PDF, 25.7MB)。
http://files.filefront.com/13402559
(2) 各種一覧表
※クリックで原寸(別窓)
各ボタンをクリックすると、格納されていた各種一覧表が表示されます。左からそれぞれ交戦国の旗(軍艦旗/商船旗)と交戦期間、主要貨物船の全長・喫水・マスト高、主要タンカーの全長・喫水・マスト高です。
その他
搭載砲による攻撃は、Watch Officerへのコマンドによる自動、及びプレイヤー操作の手動共に、Uボートと同じです。
ただし、対空砲(Heavy Flak)はDeck Gunの扱いになっている為、自動では対空射撃を行いません(Watch Officerへの指示は対艦射撃のみ)。また、同様に軽対空砲(Light Flak)は自動での対水上射撃を行いません。それぞれ手動で行う必要があります。
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